イザベル姫とクーちゃん

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白猫イザベル姫(イーちゃん)と黒猫クーちゃんも、会社の周りにいる地域猫ちゃんです。イーちゃんはかなり凶暴で、力があり、運動神経抜群です。

男の子か女の子分かりませんが、私には何となく"私イザベル姫よ!"と言っているように見えるので(笑)、私はイーちゃんと呼んでいます。黒猫クーちゃんは女の子です。後尾をしているところを目撃したことがあります。子猫が生まれるかもしれない、どなたか引き取ってくださる里親さんを探せないか、と地域猫のボランティアさんに相談したところ、後尾は見たら途中でも止めないといけなかったと指導を受けました。なかなか難しいですが(地域猫ちゃんは後尾を止めたら怒らないのかな?逃げて行ってくれるのならいいのですが、二匹で襲い掛かってこないのか?)。何となく、猫ちゃん同士のご縁があって結ばれて交尾しているのを止める、と言うのは一瞬躊躇いますが、地域猫を増やさない、0ゼロにしていくには積極的に手術を受けさせていく、後尾は止めるしかないですね。後尾を止めなかったことについては、地域猫を増やそうとしているなんてあり得ない、とかなり厳しいご指摘、ご指導を受けました。そして私は反省しました。結局、クーちゃんの子ども猫ちゃんの姿は見ません。クーちゃんがお腹が大きくなったようにも見えませんでしたが、猫は後尾をするとほぼ100パーセント妊娠して4匹くらい子どもが生まれるようです。うちの会社付近ではなく、私の行動範囲ではないところで生んだのかな?生まれているとして、保護されていなければもう自立している頃です。犬と違い、猫は基本的には親兄弟から離れていき、単独行動をする動物です。中には兄弟ずっと一緒にいる子もいますね(^^)。

さて、イーちゃんとクーちゃんですが、、

イーちゃんは私の家に来たヨーちゃんの元ライバルです。ヨーちゃん完全に負けてました(^^)。地域猫はたくさんいるのですが、会社でヨーちゃんを保護した理由は他の猫ちゃんたちより明らかに痩せていたからです。餌やりさんと上手く会えていないか、他の強い子に取られてしまうタイプの子です。ヨーちゃんは警戒心が強く、怖がり、不器用で、運動神経も良くないなど、餌を上手くとれない要素がいっぱいある子でした。他の子はみんなそれなりに元気で、そういう子は3箇所でごはんを貰えているか、一箇所でも毎日必要な栄養分のごはんを貰えているか、どちらかだそうです。ヨーちゃんも、うちで保護する前もその後も、他の方からごはんをもらっていたとは思うのですが、保護する前は摂取量が少なかったのだと思います。

ヨーちゃんを保護して、まだ警戒して触れず、外飼いだった頃、ヨーちゃんのための餌をハウスのそばに置いていたら、イーちゃんがやって来て未開封のビニール袋を爪や歯で破って開けて食べていたことがあります(^o^)。それから人間でも硬くてフーフー言いながら開ける猫の缶詰を半分開けてヨーちゃんに食べさせた後、ビニール袋でぐるぐる包んで残りはまた後で〜とそこに置いた硬い缶詰もあと半分を開けて食べていました!笑。それ以来、餌は事務所で管理することにしました。

どの子も助けてあげたいけど、勤務しながら何匹も見れないので、うちでは餌を取れていないヨーちゃんを見ることにしていたのですが、地域猫ちゃんは観察力が鋭くて、ヨーちゃんがうちの会社でごはんをもらってる、と分かるのです。だから時々狙ってやって来ました。中でもイーちゃんは私のストーカーか⁉️と思うくらい、事務所、工場、倉庫、ストックヤード、それぞれ少し離れた場所にあり、民家の中を歩いたりフォークリフトで移動するのですが、振り返るとそばにいて、鋭い目つきで狙われてる感じでした、笑。

ご飯をそこに置いていなくても、ヨーちゃんがハウスの周りで過ごしていると縄張りを奪い取りに来てヨーちゃんが必死に抵抗していることもありました。

他の猫ちゃん達はご飯を狙っるだけなので、なければ諦めるし、あの場所はご飯が出てくる場所だ、と意識している、把握している、という感じなのに対し、イーちゃんの執拗さはちょっと他の子と違いました。もしかしたら、イーちゃんには決まった餌やりさんがいないのかもしれない、またはそれだけでは足りていない。イーちゃんは体もしっかりしていて元気なのでそれなりに食べられているはずですが、狙って奪ったり、破壊力でゴミを漁って食べ物を見つけて生き繋いでいたのかもしれません。私はヨーちゃんをうちに来る前に、一度だけ見かけたことがあるのですが、ゴミ捨て場の前にはいるけどネットがかかっていてどうすることもできない、という感じでした。イーちゃんならネットなんかめくるの簡単、ゴミの奥に食べ物があるならきっと他のものをバンバンどかして食べ物にありつける子です。

私は場所を変えてイーちゃんにご飯をあげることにしました。一箇所、古いため半年後には解体する工場があって、その裏でご飯をあげてみようと思いました。ただしこれは私一人の秘密でした。本当は猫の世話をしている時間はなかったこと、地域猫が集まると近隣にご迷惑がかかる場合も。だからヨーちゃん一匹、と社長が決めました。私も承知していましたが、ヨーちゃんは毎日イーちゃんにビクビクしていましたし、私もイーちゃんを見捨てられなくなりました。ただし、半年限定。自分が餌やりになったら基本、継続しなくては、という気持ちは持っているのですが、半年後に大きく勤務形態が変わるため、それは無理だとわかっていました。が、餌やりさんって不思議とメンバーが入れ替わり立ち代わりで繋がることが多いので、半年後には新しい人が見つかるといいな、と祈りながら、イーちゃんにこっそりご飯の生活が始まったのです(既に他の場所でも食べてる子なので、仮に私が半年後にやめても生き繋いでいける、とも思ったので)。奪い取るのではなく、狙う必要もなく、イーちゃんの為のご飯が出てくる生活を体験して欲しくて始めました。

 

あれれ?前置きだけで随分長くなってしまった)^o^(

それではこの続きはまた今度にしましょう、、

 

あ、クーちゃんのことをもう少しだけ。この子は要領よく、誰にでも可愛がられる子です。例えば、イーちゃんにご飯をやる時、どこにいたのかパッと出てきます。そして、イーちゃんから奪うのではなく、譲られるのです(イーちゃんの表情を見てると渋々ですが、笑)。譲ってもらったり、分けてもらったり。なので私がイーちゃんにご飯をやる時草の中からゴソゴソと出てきたり、よそで他の大きな強い子がご飯もらう時もそうしているのだと思います、笑

これからブログの中でイーちゃんとクーちゃんも登場しますので、この二匹のこともよろしくお願いします🌟

 

それでは今度こそ、また明日〜

 

 

 

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